地下鉄に乗る機会がある都会っ子はいいんですよ。
地下鉄だって場合によっては地上を走ることがある
乗っていれば自然と分かりますからね~
仙台には1987年に開業の「南北線」と
2015年12月に開業した「東西線」という2路線の地下鉄があり、
区間によっては地上を走る場合があります。
我が子(ちゃろさん@2歳2ヶ月)もソレをみて当たり前と思うでしょう。
問題は地下鉄に乗る機会が無い地方の子供!
ぴーたパパは現在は仙台在住ですけど、生まれは青森県の田舎。
子供の頃、地下鉄と言う存在を知り、地下鉄は地下を走る列車であると教わる。
成人後。東京都内に行く機会があり、生まれて初めて地下鉄に乗ることに。
地下鉄に揺られているうちに僅かな時間、寝てしまう。
そして目が覚めると・・・
地下鉄なのに地上を走っている!
あれ?なにこれ?だって地下鉄だよ?っていうか川渡っているし?!
あれ。乗る路線間違えた??
震える指、高鳴る鼓動。もう完全にパニック(笑)
状況を理解するまで、しばらく時間がかかりましたね。
地下鉄も場合によっては地上を走る場合があると、知らなかったが故の悲劇!
そんなこと誰も教えてくれなかったんですけど・・・
大人になるまで本当に知りませんでした。本当に(^_^;)
ちなみに・・・
東北で唯一地下鉄があるのは仙台だけ!
家族で東北の田舎から東北随一の都会仙台に来る機会がございましたら、
泉中央~黒松の区間、約2.5kmが高架となっており、地上を走る姿が見れます!
また、南側最後の駅、富沢駅の約500m手前から地上にでます。
富沢駅から富沢車両基地までの区間約1kmが高架を走ってますね。
東北大学の川内キャンパス近くの国際センター駅の2階テラスより、
ごく僅かな地上区間である広瀬川を渡ってくる姿が見れます!
駅隣りに30分100円の駐車場があるので、そこに止めれば見に行きやすいはず!
この写真は、先日、子供に地下鉄を見せに行ってきた際に撮ったもの
そもそも地下鉄が地上を走っている理由
ネットでいろいろ調べてみた結果です。
- 標高差等の理由でやむなく地表に出てしまった
- 土地の開発が進んでいない末端区間は費用をかけて地下にトンネルを掘るより
地上鉄道(高架など)の方が用地買収を含めても安上がりだった - 地盤強度の問題によりトンネル工事ができなかった場合
- 車両基地は地上にあるのでその手前だった場合
といったケースがあるそうです。
富沢駅側は4番目の理由ですよね。駅の側に車両基地ありますからね。
泉中央~黒松の区間は2番目のケースでしょうかね?
これは完全に余談です。
この件について調べていてはじめて知ったのですが、
地下にも所有権があるそうで、地表から40mの空間になるそうです。
逆に40mより深ければ所有権が発生しないということ。
地下鉄が家の地下40m以内を通ることになれば、工事主はお金を払う必要が!
仙台の東西線や南北線の通っている場所の地図を見るとわかりますが、
ほとんどが公道の下を通っていますね。
民家の下を通すより、公道の下を通したほうが安く済みますからね!
そんなことはさておき・・・
将来私のように恥をかかぬよう、子供に地下鉄を教える場合は
地下鉄も地上を走る場合があるんだよ
と、声を大にして教えてあげましょう(笑)